救急車で運ばれた話。みなさんも気をつけて!

 

午前3時、痛い。

絞られるような下腹部の痛みで起きる。

息子まで起きたのでミルクを作る、がまっすぐ立っていられない。

アイタタタタタタタタ・・

 

数ある腹痛歴のなかでも、

歴代の腹痛たちをごぼう抜きして

今まさに出産の次にランクインしようとしてくる。

悶絶するうめき声に夫が飛び起きる。

「救急車呼ぶ?!」

きゅ、救急車か、、

これは呼んだほうがいいかもしれない

でも、たかが腹痛、、、

でもでも、呼ばずに治ったとしても原因への不安が残る痛みだ。

でもでもでも、意識ははっきりしている。腹痛以外の症状もない。

“でも”のオンパレードを頭の中で繰り返しながら

様子見すること30分。

なおも痛みは増し、

夫が、#7119に電話して指示を仰ごうかと提案してくれる

#7119とはご存知、救急安心センターに繋がり救急車を呼ぶべきか等を教えてくれる。

それがいい。

もう自分で緊急度を判断できない、

救急車を呼んでもいいのかだれかに決めてほしい(泣)

#7119に電話するとすぐ救急車の要請に電話をまわすとのこと。

ありがとうありがとう、夜間に働いている医療従事者の皆さん。

 

腹痛を感じて約2時間、

いよいよ呼吸も荒くなる。

もうだめだ、今日は手術になるかもしれない(なんの?)と覚悟する。

 

痛すぎて救急車から病院に着くまで、

一度も目を開けず食いしばっていた。

すると、かけ寄ってきた病院の先生が「目を開けましょう!!」と言ってくる。

それでも目をつぶってしまうと「目をあけて!!」と必死の形相で言ってくる。

冬山で寝そうになっている人への呼びかけのそれだ。

あれ?この言葉、いつかも言われた記憶がある。。

 

そうだ、出産の時だ!

 

どうやら私はあまりに痛いと、その痛みに全集中してしまう節があるらしい。

なにも生み落とさないのに力んでしまう。

目をつぶると、より力が入ってしまい痛みが増す、と助産師さんに言われたっけ。

私は嫌なことや気になる事があるとそればかり考えてしまう質なので、

こんな所でも性格がでるんだな〜と、なおも力みながら思う。

目を開いて意識を逃すだとか

呼吸に集中して落ち着かせるだとか

”火元”以外の場所でできることをやる。

そんな落ちついた大人になりたい

 

ってそんなことより痛いんじゃーーー!!

 

隣に運ばれてきた“重症患者”だというお爺さん。「ここが痛い」「そこじゃない」「こんなのは初めてだよ」などと喋ってばかりいる。こっちは痛みで喋れもしない。お喋り爺さんより、ぜっっったい私の方が重症なのに。と思うが

お爺さんが優先される。仕方ない。

 

痛み止めの点滴が効いてきて、急激に楽になってくる。

被爆のリスクを説明されてからCT を撮影。

カーテン越しに、私のCT画像を見ながらの会話であろう医師と看護師の声。

 

「これは・・映ってるね。」「はい、これですね」

 

なにが見つかったの・・・?(震)

ポリープや石とか?まさかまさか、膵炎?

医師がベッドに寝ている私に目線を合わせてしゃがんでくれる。神妙な面持ちだ。。

 

医師「たくさんの便が詰まっています。便秘です。」

 

え?いや便秘って。

もっともっとこう、凄い激痛で!

それはもう腹を切る覚悟もするくらい

なにかあるんです!!!

てか、そもそも私快便ですけど!!!?

医師「血液検査もきれいです。毎日出ていても、それは入口にある便がちょこちょこ出てくるだけで、上のほうまでぎっしり、ということも多いんですよ。」

 

恥ずかしい。気まづい。

便秘にはいわゆる「おなかの便秘」と、

私のような「出口の便秘」があるらしい。

主な症状は、

  • 食べるたびに便がでる
  • 残便感がある
  • 排便後、3回拭いてもまだ紙に便がつく
  • 出始めの便が硬く、出る時に痛みや出血がある

便秘、なめちゃいけない。

重症化すると、腸閉塞やさまざまな合併症を引き起こし、大腸がんや心疾患、脳卒中のリスクも高まるらしい。

便秘は、おもに運動不足と食物繊維不足で重症化する。

そういえば、数年に一度の関東大雪だったこの数日。

赤ちゃんを連れては散歩すらできないので引きこもり、さらに偏頭痛がきて、水を飲む行為すらだるくて、ごはんを作るのも面倒で昼はレトルトが続いたりしたっけ。

それがトリガーになったのかわからないけど

便がたまるとこんっなに痛みがでるなんて知らなかったよ。。

 

酸化マグネシウムをいただいて帰宅です

はよ出ておいで〜

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